1. LittleSoft J-Programming とは?
LittleSoft J-Programming ( LSJ ) とは、WEB-DB アプリケーションの短期開発を実現する軽量 Java フレームワークです。

HTML テンプレートと DB アクセス部品の組み合わせによる、簡潔を極めたプログラミングにより、高い生産性を実現することができます
また画面操作性を高める技術:Ajax との統合を容易とし、特殊な開発ツールや難解な XML ファイルは不要です。
アーキテクチャ
LSJ は MVC モデルアーキテクチャを採用しています。



モデル : ActionPage
ビジネスロジック、データベースアクセスなど、主要なアプリケーションの振る舞いを実装する Java クラス


ビュー : HTML テンプレート
アクションページに対応する HTML 画面の「雛形」


コントローラー : ActionController
HttpServlet の継承クラスで、LSJ の振る舞いのコントロールを行う Java クラス
ActionPage
ビジネスロジック、データベースアクセスなど、主要なアプリケーションの振る舞いを 実装する Java クラスであり、各画面プログラム毎に LSJ 基底アクションページクラスを継承して作成します。





アプリケーションプログラマは、LSJ 基底アクションページクラスを継承したアクションページクラスに対し、HTML 画面から呼び出されるアクションメソッドなどを を記述します。
一般的なアプリケーションの場合、LSJ 基底アクションページクラスを直接編集する必要はありません。
HTML テンプレート( ActionPage )
アクションページに対応する HTML 画面の「雛形」であり、アクションページの値を埋め込む為の式を記述します。





式の評価や値埋め込みにはテンプレートエンジン: Velocity (ベロシティ : The Apache Velocity Project )を採用しています。
ActionController
HttpServlet を継承した、LSJ の振る舞いのコントロールを行うクラスです。





LSJ 基底クラスを継承したクラスにおいて、アプリケーション固有の処理( DB コネクションの取得や各種ディレクトリの設定等)を記述します。
一般的なアプリケーションの場合、LSJ 基底クラスを直接編集する必要はありません。
WebSQL テーブル(データベースアクセスコンポーネント)
2 次元構造のデータキャッシュコンポーネントであり、データベースの問合せ結果( JDBC ResultSet )を Row オブジェクト(データ行クラス)に写し取り、 アプリケーションプログラムから簡単に操作できるようにしたものである。
また、Row オブジェクトに対する操作をもとに更新 SQL文 ( DELETE / UPDATE / INSERT )を自動生成し、発行することが可能である。





本チュートリアルでは、WEB アプリケーションを作成していきながら LSJ の基本~応用操作、DB の検索、更新操作を学んでいきます。